
近年、リノベーションという単語が定着してきました。耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。リノベーションは修繕を行うことで元の状態に戻すだけではなく、住まいの価値を上昇させる、新しい価値を生みだすといった意味あいがあります。今回は戸建てのリノベーションのコツについて解説します。
戸建てリノベーションのポイントや注意点
住まいが住みにくくなってきたり、古びて補修が必要なところがあったりするなどといった場合、リノベーションを行うことで快適な住まいを手に入れることができます。そのためには、新築住宅と違ってリノベーションならではのポイントや注意点について理解が必要なのでこの記事で解説します。
施工会社選びを慎重に行う
戸建てのリノベーションでは、古くなった家の構造を理解し工事を行う必要があります。特に築年数の経った住宅では、現行の建築基準と異なる基準で建てられていることが多いため、耐震性や耐熱性などの見えない部分も含めた性能向上が重要です。
内装中心の施工会社ではなく、家の構造や工法まで詳しく対応できる会社を選ぶことで、より安全で快適なリノベーションが可能になります。
リスクに応じた対策を行う
築年数が経過している戸建て住宅では、スケルトンリフォームや耐震補強、断熱改修、シロアリ対策などが必要な場合があります。古い家のリスクをカバーすることで、長期的に快適な住まいを維持することができます。
大がかりなリノベーションが必要な場合は、対応力のある施工会社に依頼するのが良いでしょう。
バリアフリー対応を考える
古い戸建て住宅は階段が急だったり、段差が多いことがあります。小さな子どもや高齢者がいる場合、バリアフリー改修を取り入れることで、家族全員が安全に暮らせる住まいを実現できます。
戸建てリノベーションを成功させるデザインのコツ
古い家をリノベーションするなら、デザイン性が高くおしゃれな家にしたいと思う方も多いでしょう。ここでは、戸建てリノベーションを成功させるためのデザインのコツを解説します。
バランスが重要
デザイン性を追求するだけでなく、構造や機能とのバランスを保つことが大切です。複雑なデザインや大きな開口部を設ける場合は、家の安定性や雨漏り対策を確認しましょう。
施工会社としっかり相談し、構造的な安全性を確保しながら満足のいくデザインを目指すことが重要です。
自分好みのデザインを提供している会社を選ぶ
デザイン性を重視する場合は、建築家やデザイナーが在籍している施工会社に依頼するのがおすすめです。施工事例を確認して、自分の好みに合った会社を選ぶと良いでしょう。
資料請求や相談を通じて、その会社の得意分野や提案力を見極めることがポイントです。
戸建てリノベーションの費用相場
リノベーションの費用は、内容や築年数によって異なりますが、目安として以下のような相場があります。
築15年~30年くらいまで
水回り設備の交換や床材の交換、外壁や屋根の再塗装などが必要な場合、費用は500万円前後と考えておくとよいでしょう。
築30年~40年くらいまで
耐震補強や断熱性の改善、スケルトンリフォームを行う場合、費用は1,000万円前後、サッシの入れ替えも含む場合は1,200万円前後となります。
築50年以上
耐震性や基礎部分の強化、断熱性の強化を含む内部・外部スケルトンリフォームの場合、費用は1,800万円前後と想定しておくと安心です。
まとめ
家は住んでいるうちに設備が故障したり老朽化したりします。そのまま放置していると修繕費用が高額になる場合もあるため、計画的にリフォームやリノベーションを行うことが重要です。リノベーションでは修繕だけでなく、快適性を向上させる改修や新しい価値の創造も可能です。
費用が高額になりがちな大がかりなリノベーションでは、信頼できる施工会社を選ぶことが成功のカギとなります。適切な計画と依頼先の選定で、理想の住まいを実現しましょう。